気持ちの最低温度を更新した
重みのない涙はこんなにも温かい
突き抜けていくあの頃の匂い
サイダーの泡みたいキラキラ消える

手を触れるのを躊躇っていると
傷つけてしまうんじゃないかって
自信が無いままの指先を君はずっと
確かめるように見つめていたよね

消えるのを知ってて消えないと思ってた
全然先送り見ないふり触れずに笑うだけ

ポジティブな呪いの言葉を武器にして
君の夢を打ち砕いた言祝ぐことなく
言いたげな唇が諦めていってしまう
呼吸をもっと聞いていたかったのに


イノチの最高高度を更新した
歩みを結う絆はこんなにも愛おしい
吹き抜けていくあの頃の薫り
ライターの炎かなメラメラ燃える

目を向けるのを遠ざけていると
苦しめてしまうんじゃないかって
意識が濃いままの爪先を君はずっと
待ちわびるように見つめていたよね

探すのを知ってて見えないと思ってた
延々後回し居ないふり消えずに泣いただけ

もうギブな呪いの言葉を釘にして
君の愛を踏み潰した労ることなく
伝えたい舌先が挫けそうになってる
地球をもっと彷徨ってたかったのに


さなぎのまま出会っても蝶になれない
冬を越した夏を越した今はいつだろう
途切れた星の音色もう巻き戻せないね
もう楽しそうなふりしなくて良いんだよ

怒りをもって浴びせてくれたなら
どれだけ楽だったんだろうかって
最後の最後の一番最後も笑顔なんて
もしかして意地悪のつもりだったかな

後悔を植え付けていつまでも実を結び
誰が摘むことなく落ちては腐っていく


痛みの最高記録を認定した
望みを問う喚きはこんなにも聞こえない
解き放ってくあの時のコロン
傀儡の夢みたいチリチリ溶ける


消えるのを知ってて消えないと思ってた
全然先送り見ないふり触れずに笑うだけ

探すのを知ってて見えないと思ってた
延々後回し居ないふり消えずに泣いただけ

安息を植え付けてはいつまでも花は咲き
君を摘むことなく落ちては慈しんでる


君の色を咲かせて
君は今も咲かせて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

キザムメロ

閲覧数:66

投稿日:2023/07/28 21:46:55

文字数:849文字

カテゴリ:歌詞

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