小さな頃から背伸びをして
憧れていた青春は
僕の小さな両手では
どうも掴めなかった

堂々巡った思考回路
記憶が飛んでショート
パラノイアと妄言の真相
鳴り止まない右脳の遮断機
取り返しのつかなくなる前に
救い出してよ

三番線飛び乗って街を見下ろして
絶え絶えと花火が弾けた瞬間目が覚めた
透明なフィクションは
巻き戻したって見えやしない
散々だった青春よ まだ行かないで
劣等感剥き出して立ち尽くす少年のパレード
黄化したフィルム眺めて
春発ちの汽笛が聴こえた

「君もいつかは大人になる」
その意味さえ分からず
無邪気に過ごす永遠のような
毎日だった

振り返る度に思い出す
あの日の後悔も全部
君を忘れないための杭
痛いほど愛おしくなる

いつ死んだっていいなんてこと言ったって
なんだかんだ僕たちは
生きたくてもがいているんだ
前に進むたび
まだ見ぬ今に怯えなきゃ
散々だった青春よ まだ行かないで
劣等感剥き出して立ち尽くす少年のパレード
僕の心はもうきっと
くすんだ青い色になって

僕を置いてどこへ行くんだ
もう二度と戻れないのにさ

散々だった青春よ まだ行かないで
三番線飛び乗って街を見下ろした
散々だった青春よ まだ行かないで
三番線飛び乗って街を見下ろした

三番線飛び乗って街を見下ろして
絶え絶えと花火が弾けた瞬間目が覚めた
透明なフィクションは
巻き戻したって見えやしない
だから
散々だった青春よ もう行かなくちゃ
劣等も憂いもしがらみだって全部忘れて
黄化したフィルムは捨てよう
最終便に乗り遅れる前に
僕の手をとって!

最終便に乗り遅れる前に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ハルダチ 歌詞

閲覧数:386

投稿日:2021/04/27 15:55:56

文字数:691文字

カテゴリ:歌詞

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