熱が出た日のことをもう
余り思い出せなくなってた
ぼんやりした感覚の中で
誰かの優しさに浸るように
久しぶりに患ってみると
何も変わってない気がした
少しだけ自分に優しくして
頼りたい気持ちを隠して
体は強くなっていても
労られるのは少し沁みる
誰かが心配しても笑って
そばにいてって言えずに
治ろうとしてる体に失礼だなって
薬を飲んで暖かくして横になって
ボーッとしててもずっと眠れなくて
何も考えなくて良いのは気が楽だ
その翌日のことは憂鬱で
誰かの心配が少し辛い
何も無かったようにしてて
失礼だなって少し怒られる
君が患ったら看病に行くよ
少し驚いてからお断りして
ほらねそんな気分になるって
「うつしたくないから」って?
心が少し慣れていっても
優しさを浴びるのは照れる
誰かの心配なんて知らずに
気にしないでって言っちゃう
繋がろうとする心に失礼だなって
消化に良いものを食べてマスクして
ボーッとしてたらそっと毛布掛けて
何も気兼ねしないのは気が楽だ
体温計も無い事に驚いた君がくれた
小箱に入った看病セットは今も持ってる
気にしないで開けて使っていつもある
良く考えるとそれってなんだかちょっとね
そういうのを気にし出すのは病気かなって
変な笑いがこみ上げてきてまた熱が上がる
熱に浮かされたって言い訳しながら妄想して
そのまま記憶から消えてしまえば大丈夫
くたくたになった卵雑炊が食べたいな
たくさん煮込んだうどんが食べたいな
細かくすりおろしたリンゴが食べたいな
柔らかくて甘い桃缶が食べたいな
目を開けたら君が用意してくれててあーん
ってそれはつまるところ不法侵入じゃ無いか
もう笑いがこみ上げても熱は上がらない
体温は下がったのにどこかが熱い気がする
一体全体どうしてくれるんだよもう
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