この子たちが何かと聞かれたら


「カイト兄、おやつー」
「あ、やべ赤だ…充電器貸して」

ペットと答えるだろう。

珍しい一卵性の双子、リンちゃんとレンくん。

金髪で青い瞳、気の強そうな顔立ち。頭の白いリボンが特徴的な双子の姉のリン。
「お腹すいたあああ」

…髪と瞳はの色は同じ。さすが双子だと思える。
弟の方は髪も性格もツンツンしてる…背は小さい。
言ったら殺されそうだけど
「早く、電源切れるー」

ジダバタしているリンと、充電器を要求しているレン。
一応…僕はこんな2人の兄です。

「…はい」

ぽすっとお菓子を、充電器を手に乗っけてあげた。

2人とも"さんきゅ"で軽く返した。
ああ、良くあることだ。

でも2人が初めて此処に来たときはガチガチで、"カイトさん"なんて呼ばれた。

堅苦しいから嫌だったんだけど、だんだん慣れてきて…、この状態だ。


しかしぶっちゃけ2人になめられてる気がする今日この頃。
兄として務められてないんじゃないか…

2人は元気で走り回ってて、食べ物とか欲しいものせがんで、まるでペット。

俺はそんな2人のワガママに応えてる飼い主にすぎないんじゃないかな。

「はい!カイト兄あーんしてっ」
「へ?」

お菓子と共ににこやかな笑顔を差し出すリン。
早く早くと言うので、パクッと口に入れる。

「あ…ありがと」
「えへへーっ」
口中に甘味が広がる。

そしてそれを吐き出しそうなくらいの勢いで、硬い物体が背中に当たる。

「ん、やろ。」
振り向くと、ゲーム機を乱暴に渡すレン。
どうやら遊びたい様子だ。

「負けないからね」


リンがドンっと抱きついてきたり、レンは照れ隠しにガスガスぶつけてくるし。でも痛くない。


「カイト兄だいすきっ」













今、この子たちが何かと聞かれたら


「あああっ!レンくんそれ卑怯だああ!!」
「うるさい。悔しかったら武器拾ってこい」
「2人ともがんばっ」



大切な妹と弟と答えるだろう。








end

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

日常茶飯事

カイト×鏡音!

相変わらず起承転結のない物語(笑)

いや、実は明後日テストなんですけど(勉強しろ

ごめんなさーい(´;ω;`)ブワ
頭悪い子です☆←

閲覧数:180

投稿日:2011/06/02 20:48:24

文字数:862文字

カテゴリ:小説

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  • 瓶底眼鏡

    瓶底眼鏡

    ご意見・ご感想

    双子設定きた!これで勝つる!!←何にだ
    そういえば案外双子鏡音は珍しい気がしますなー

    カイトよ……兄という生き物は弟にナメられるものなんだぜ……?←

    テスト頑張って下さい!

    2011/05/25 19:15:54

  • シベリア

    シベリア

    ご意見・ご感想

    一卵性の双子って凄いですよね!うちの学校にもいます!見分けがつかないww
    鏡音は双子設定が好きですww

    二人が来たばかりの時はカイトさんって呼んでたんですね!
    鏡音可愛いよ鏡音!
    兄さんは二人になめられてるぐらいが丁度いいと思いまs((((

    兄さんとレンは一体何のゲームをしてるんだろうwww
    ブクマもらいますね♪

    2011/05/25 18:53:42

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