「ヤダあ…わすれないでよ、ぼくを…」
真っ暗ななにもない世界で、少年の姿をした夢はひとり呟いた。
「どうしよう…わすれられたら、ぼく、きえちゃうよ…」
う~ん、と唸りながら夢は座り込んで考えた。
時、なんてものはこの世界にない。止まっているようなものだ。
その為、時間がどれだけ経ったかなんて分からない。
「あ…そうだ!」
「ぼくをにんげんにまよいこませて、せかいをつくらせればいいんだ!そうすれば、ぼくは、わすれられずにのこれる…」
世界は一気に明るくなり、目の前にシャボン玉のようなものが浮かんだ。
そこには、5人の人間が、映っていた。
一人は剣道を、一人は歌を歌い、一人は美しく、二人はとても仲が良くて。
これから自分らに何が起こるかなんて、分からないであろう幸せそうな顔をしていた。
ゴーン、ゴーン……
その時、枯れた音色の鐘がなった。
これは、おわりか、はじまりか?
それは、夢自身しか、知らない。
「よーし、まずはハートだね」
コメント0
関連動画0
オススメ作品
雨のち晴れ ときどき くもり
雨音パラパラ 弾けたら
青空にお願い 目を開けたら幻
涙流す日も 笑う日も
気分屋の心 繋いでる
追いかけっこしても 届かない幻
ペパーミント レインボウ
あの声を聴けば 浮かんでくるよ
ペパーミント レインボウ
今日もあなたが 見せてくれる...Peppermint Rainbow/清水藍 with みくばんP(歌詞)
CBCラジオ『RADIO MIKU』
静かな部屋の片隅で窓から見える星の海
夜さりの月が明日(あす)の私を写し照らしてる
平凡な容姿で気が強い男勝りな性格の
私のことを選んでくれた君のもとへ
イメージして私が主役の舞台
大丈夫かな
鼓動がうるさい
逃げたくなってきた
こんな情けないままじゃ
きっと私はおぼつかない足取りで歩いてるでしょう...花嫁の手紙 歌詞
ミルキィ
(Aメロ)
また今日も 気持ちウラハラ
帰りに 反省
その顔 前にしたなら
気持ちの逆 くちにしてる
なぜだろう? きみといるとね
素直に なれない
ホントは こんなんじゃない
ありのまんま 見せたいのに
(Bメロ)...「ありのまんまで恋したいッ」
裏方くろ子
ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事?ってなんだろ。起こしてく...記憶の歌姫のページ(16歳×16th当日)
漆黒の王子
*3/27 名古屋ボカストにて頒布する小説合同誌のサンプルです
*前のバージョン(ver.) クリックで続きます
1. 陽葵ちず 幸せだけが在る夜に
2.ゆるりー 君に捧ぐワンシーンを
3.茶猫 秘密のおやつは蜜の味
4.すぅ スイ...【カイメイ中心合同誌】36枚目の楽譜に階名を【サンプル】
ayumin
A 聞き飽きたテンプレの言葉 ボクは今日も人波に呑まれる
『ほどほど』を覚えた体は対になるように『全力』を拒んだ
B 潮風を背に歌う 波の音とボクの声だけか響いていた
S 潜った海中 静寂に包まれていた
空っぽのココロは水を求めてる 息もできない程に…水中歌
衣泉
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想