(KAITO)
薄雲かかる月明り
淡き光に照らされて
重き使命を背負いし君は
唇かみしめ嫁ぎ行く


家と民とを守るべく
麗し姫は覇王の許へ
真直ぐに先を見据えし君は
己が運命に何思う


月下に揺れる白桔梗
徒風にただなびくのみ
花の命は短いものと
嘔人たちは詠えども
日一日と永かれと
我唯一人祈るのみ


(がくぽ)
薄雲かかる月明り
淡き光に照らされる
強き思ひを宿せし瞳
覇王に捧ぐ人身御供

家と民とを守るため
わが身を差し出し請う和平
弱者ながらも隙もなし
己が運命を受け止める


月下に開く白桔梗
徒風受け尚折れはせず
花を戦の手駒にするが
俗人たちの術ならば
この花決して散らさぬように
我唯一人戦わん

(KAITO・がくぽ)
手中に煌めく白刃を
揮うは麗し君のため
贄に捧がる身なれども
その微笑みが消えぬよう

(KAITO)
いずれ花を取り戻す
(がくぽ)
とわに花を護りぬく


(KAITO)
月下に揺れる白桔梗
徒風にただなびくのみ
花の命は短いものと
嘔人たちは詠えども
日一日と永かれと
我唯一人祈るのみ


(がくぽ)
月下に開く白桔梗
徒風受け尚折れはせず
花を戦の手駒にするが
俗人たちの術ならば
この花決して散らさぬように
我唯一人戦わん

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

月想(仮題)

KAITOとがくぽのコンビが好きすぎて、そして和風の詩を書きたくて・・・。
主家と国のため、「身分違いの恋心」を押し殺し愛しい人を送り出す男。
人質として差し出された姫を守ろうとする覇王と恐れられし男。
立場や行動は違うけど、同じ人を想う二人を対比させてみました。

閲覧数:118

投稿日:2008/10/13 22:43:21

文字数:542文字

カテゴリ:歌詞

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