☆1A
放課後の 教室で
キミに出逢ったんだ
ノラ猫に 購買の
牛乳をあげてた
☆1S
「人より好きなんだ
嘘を吐かないからね」
そう言った 君の横顔
見つめていたんだ
☆2A
昼休み 屋上で
キミを見つけたんだ
空色の 天井に
両手伸ばして
☆2S
「鍵が壊れてること
内緒にしといてね」
指切り 約束したこと
風だけが見てた
☆3A
アタシが 教室を
飛び出した時
キミがただ
追いかけてくれたんだよね
☆3S
「らしくなくていいじゃん
好きにしちゃいなよ」
小さく 俯いた夕焼け
今も忘れない
二人の始まり
続くSTORY
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