少しだけ月が恋しくなったから
見えはしないが、雪空の向こうを見上げてた
降り積もる雪と漂う光の粒
空っぽになった心に少し沁みてきた

じんわり拡がる心の痛みに
届かない手のひら握り締めて
遠くで輝くあなたの笑顔へ
交わした約束忘れないように
頑張るから、泣かないから

歩いていく前を向いて
辿り着く先は明るいから
道はやがてひとつになる
選んだ答えが正しくなる
迷いながら選びながら
光を目指して歩いて行こう

残された言葉、時が経つたび熱が生まれる
寂しい事がゆっくり淡く溶けてく
振り返る場所に咲き誇る花があるから
笑顔に変わった、背中を押す風が吹いた

ほんのり囁くいつかの話に
分からない明日を笑い飛ばして
遠くで羽ばたくあなたの背中へ
過ごしたあの日を無くさないように
頑張るから、負けないから

歩いていく前を向いて
目指した先は消せないから
私らしく描き続ける
選んだ答えが輝く
迷いながら選びながら
立ち止まってもまた動きだして
進んで行こう前を向いて
光を目指して歩いて行こう