1A
口笛を送りあう
幼かった日々、ふたり
太陽のあたたかさ
まるであなたそのもので
B
いつまでも歌が
響けばいいのに
サビ
窓辺に重なった
あなたの指に
ぬくもりのせて
笑みをおとした
どうかこの幸福が
とぎれないよう
"永遠"のそばに
近づきたくて
2A
もう少し、もう一度
時が戻る…と、いいのに
叶わないことだけど
時よ止まれ…ば、いいのに
B
いつも神様に
お願いしていた
サビ
星が流れるたび
幾度の夜を、
残りの朝を、
数えて馳せる
祈りを浮かべては
吐息に揺れる
花弁に秘めた
伝えたいこと
サビ
白藍に染まった
最後の手紙
片隅にそっと
しのばせてみる
風にのせた想い
この愛しさが
いつかあなたに
届きますよう
【連作】白藍のことづて【曲予定:eva 様】コラボ投稿済
今回2曲応募させていただくにあたり、
単独でも成り立ちつつ、連作としての側面ももつという仕掛けをしてみました。
「花緑青のむこう」にでてくる「君」視点が
「白藍のことづて」になります。
白藍のことづての視点の人物は、
いつか花緑青の窓のむこうにいる「あなた」に会えなくなることを知っている。
一緒にいられる時間を数えながら永遠を願う。
しかしそれも叶わず、
直接伝えることもできなかった想いを「白藍のことづて」として残していった。というイメージです。
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