読み切りもアップしたいと思います。

初音ミクの日ですもんねw



ではどうぞ。













「ねぇ初音ミクっていうのを買ってみたの。
そんでね調べてみたらボーカロイドを持ってる人ってのはボカロPとマスターていうのになるんだってよ」




「ふーん。でも初音ミクって高いんでしょ??」



「うん。高いの。だからお姉ちゃんと一緒に使うって約束したの」



外からマスターたちの話し声が聞こえる。



私は機械だから普通の人とは違うんだ。




どんな遠いところの話し声でも聞こうと思えば聞ける。




でもそれは犯罪になっちゃいます。



「ミク。歌ができたよ!」




「!」




「マスターですか。ビックリしましたよ。じみょうが10年縮まりましたよ。」



「じみょうじゃなくてじゅみょうね。というか」





「あなたに寿命なんて無いじゃない。」




「そうでした。」





「でね本題。歌ができたの。今回の曲は元気な曲よ。」






「・・・・ありがとうございますマスター。」





「なんであなたがありがとうなんて言うのよ。」





「こっちが言いたいわよ。」





「では早速歌ってみたいです。マスター。」




「よしきた!歌うかミク!」





「はい!マスター!」





マスターはそれ以来私に沢山曲を作ってくれた。






マスターは伝説のボカロPとなりました。





でもそれから10年。もうマスターは遠くに行っちゃいました。




私は必要とされなくなりました。








またマスターと一緒に歌を歌いたいです。




悲しいですマスター・・・・















がさがさ






















「あー こんなとこにいたよ。ミク!出ておいで!
次は私の使う出番だよ!」





「・・・・・新しいマスター・・・・?!」






「そう!次は私があなたの新しいマスターになるの!」






「よろしくね!」





新しいマスターですか。






嬉しいです。






「はい!よろしくお願いします!」
















初音ミクはこうして語り継がれていくのです。





進化を遂げて、新しい感情を持って新しいマスターの元へと・・・・・




でも案外、マスターとかボカロPとかじゃなくて 人間と機械が友達になれるのももう直ぐかもしれないですね






















おわり

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ミクの日読み切り

はい。
時間ナイです。
宿題やらなきゃデス。


今からやってきます。

ちなみにえれくとりっく・えんじぇう風っす

閲覧数:189

投稿日:2014/03/09 22:42:31

文字数:1,169文字

カテゴリ:小説

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