ソリタリオ - BPM130

ひとりぼっちだと思ってた
誰もが僕のことを笑うんだって
他の人と少しだけ違う
そんなことも許されないんだって

僕を抱き上げる若い腕
「あなたは誰よりも優しいよ」って
そんな言葉に騙されやしないぞ
僕は僕独りの道を行くんだ

路地裏の猫は一人きり
いつもの空腹に視界が眩む
餌の匂いに騙されやしないぞ
人の気配を探って食べた

泣いたっていいのにさ
僕が側にいてあげるのにさ
強情な君は口を開いて
威嚇をして刃向かった

死にたくて 死にたくて
溢れる涙こぼした
死ねなくて 死ねなくて
それでも足掻いて息をしたんだ
死にたくて 死にたくて
涙はもう見せないと
「助けて」って言葉なんかはさ
誰かのもんじゃないんだと知った

暗闇の猫は拾われた
空腹感はどこかに消え去った
怖がらせまいと隔離した部屋
僕の匂いに染まっていく

気が付けば気を許してた
眠る時も君がいた方がよくて
安心する君の温もりを知り
僕は生を見出した

初めからこうしておけばよかった
ことなんかもう何回もあった
楽になるだけ簡単なのに
どうしても君が横にいるだけ
それだけでいいと思った

ひとりぼっちだと思ってた
誰もが僕のことを笑うんだって
他の人と少しだけ違う
寂しいのは君の方だった

生きたくて 生きたくて
何かに縋っていたんだ
死ねなくて 死ねなくて
喉元のロープを噛み切った
生きたくて 生きたくて
ガラガラの喉で叫んで
君を一人にしないと誓った
ただの僕の我儘だよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ソリタリオ_歌詞

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投稿日:2022/02/13 08:11:53

文字数:643文字

カテゴリ:歌詞

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