恋なんかじゃないと知ってる ただの片思いと知ってる
 なのに僕は悪いやつだ 小指の指輪も外せないで

 ふとしたとき笑うあの顔 思い出しては笑顔こぼした
 ただの自己満だと 知っててもさ 夢を見てた

 この歌を聴く頃には 君はここにいるのかな
 それともどっか遠い 場所に行っているのかな
 旅立つ君の背中にそっと供花(はな)が咲いてる

 愛なんかじゃないと知ってる ただの友情と知ってる
 なのに僕はチョロいやつだ 少し君に期待して

 「愛してる」って言ってほしいよ 思うたびに涙をこぼした
 ただの狂気だと 知っててもさ 夢を見てた

 この歌を聴く頃には 君は大空の上かな
 それとも奥深く 地面の中なのかな
 旅立つ君の背中にそっと ついていきたい

 どんなに冷たくても 君の目は温かかった
 僕に惚れてると 勘違いしそうになるくらい
 こんなに頑張っても 届かないならいっそ
 君を止めて僕がそこに行きたい

 まだまだ書ききれない 雨のように降る思いは
 いつか僕を溺れさせ 君の元へ送るだろう
 この歌を歌っていたら 少し楽になれました
 いっそこのままここで 終止符を打ってしまおう
 肌触りのとてもいい 縄をドアノブにかけて
 首をそこに通して そっと力を抜こう
 旅立つ僕の足元にそっと 供花(はな)が咲いてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

供花

閲覧数:9

投稿日:2024/10/03 08:21:50

文字数:570文字

カテゴリ:歌詞

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