飛び降りた星には赤い靴だけ
ヒールは折れてくたびれていた
足跡のない道を音もなく歩く
なにか残せると憧れていた頃

鉢植えの木は大きくなったかい?
花も実も小さくてふわりと薫る
そのまま夢にまで届きそうなほどに
なにを気に病んでいたのだろうって

どれも大切だったのにたくさんの歯車
時間と数字が惜しくてとっかえひっかえだ
一番最初のが一番だったの気づかないふり
落とし物を拾ったらそれが自分になってた


飛び起きた朝には青い舌だけ
毛布は破れて穴が開いていた
まばたきのない夢を色もなく弾く
どこに戻れるか俯いていた頃

校庭の木は大きく咲いたかい?
種は地に小さくてポツリと落ちる
このまま空にまで届けたいのかな
誰が気を揉んでいたのだろうって

どれも宝物だったのにたくさんの偽物
小銭と空気が惜しくて売ったり買ったりだ
一番最初のが大好きだったの気にしないふり
忘れ物を掴んだらそれが昨日になってた


幸せを逆さにしても読めるのに気づいたんだ
そして僕はこれから棺桶に向かっていく
確かなものはあったのにどこを向いていたの?
最後に星を数えたのは君のそばだったね

醜い嘘を後生大事に抱きしめて笑われた
そこでナニカヲ言う必要があると思う?
躊躇った指先を見て安心するのはずるいよ
もうあの空に言う言葉思い出せなくなった


どれも大切だったのにたくさんの歯車
時間と数字が惜しくてとっかえひっかえだ
一番最初のが一番だったの気づかないふり
落とし物を拾ったらそれが自分になってた

どれも宝物だったのにたくさんの偽物
小銭と空気が惜しくて売ったり買ったりだ
一番最初のが大好きだったの気にしないふり
忘れ物を掴んだらそれが昨日になってた


どれかをハズレにするだけで過ぎる時間を
どれでもアタリにすることで朽ちる時間に

もう逃げないって決めたらから
君と一緒に逃げたいって思った

この手を取って さあ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

持続可能性残響

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投稿日:2024/04/01 23:54:54

文字数:810文字

カテゴリ:歌詞

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