今でもこの胸に響いてる
綺麗で切ない旋律
未来は無限だと信じてた
あの頃二人の間に 違いなんて無くて
手を繋いで 笑いながら宝物探してた

公園の隅っこに
作ってた秘密基地 寂れて
「皆には内緒だね」
指切りの約束も 色褪せ
絶え間なくこの胸を
締め付ける狂おしさ
僕は君に恋をしてた

いつからか君のこと
特別に見えてきて 想いが
溢れては 俯いて
誤魔化して蓋をした 子供で
苦しくて持て余す
感情が愛だとは 知らずに
ただ君を見るだけで

アダムとイブは知恵の実食べて
互いの違いに気づいた
僕らも少しずつ お互いの
違いに気づいてしまった
二人で遊ぶこと 出来なくなって
繋いでた手 ゆっくりとほどけた

帰り道夕暮れに
手を振って輝いた 笑顔も
叱られて二人きり
肩寄せて流してた 涙も
もう二度と戻らない
無邪気さも無くなって 他人へ
変わっていくんだ

町の中 人込みで
偶然に笑う君 見つけた
恋人と手を繋ぎ
あの頃と変わらない 笑顔で
悲しくて 泣きたくて
その場から逃げだして
でもこの苦しさは消えなくて

伸ばしては躊躇って 引込めた
“愛してる”この言葉言えなくて
言い訳を繰り返し 甘えては逃げ
もう二度と君の手に触れられない

(また)携帯を握りしめ
君の名を探しては 唇
噛みしめて膝抱え
部屋の隅 声殺し 小さく
呟いた君の名は
何時までも響いてた
綺麗な 音楽のように

君の手を握れない
僕の手は夏なのに 冷たく
ひたすらに 壮絶に
愛しさが込み上げて 嗚咽が
喉の奥ひきつって
もう声も出ないほど
今さら 何て言えばいい?

会いたくて会えなくて
苦しくて切なくて 二人の
思い出のあの歌を
繰り返し歌っては 悲しみ
絶え間なくこの胸を
締め付ける狂おしさ
僕は君に恋をしてたんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

child

閲覧数:156

投稿日:2011/07/28 19:35:05

文字数:759文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました