ジリリリリリリリ・・・・・


んぅ・・・るさい・・・


いつもの朝。だけど昨日とは一つちがう・・・
連と両思い・・・になったんだよね・・・

なんだか信じられないなぁ・・・

一時は本気で初恋は実らないって思ってたのに・・・・・

わたしの場合は・・・みのってるって思っていいのかな?





「おっはよぉー・・・鈴ちゃぁん」

「おわっ!・・・あミクちゃん、おはよー☆」

「ねーねー、連とはどーなったの?鈴ちゃん?」
ぎくっ汗

ここはあんまりつきあってるって言わないほうがいいかも・・・泣
まだよくわかんないし・・・・・

いや、でも「ずっとそばにいろ」ってことはそうなのかな??

・・・ナゾだぁ・・・

「ぇ?あー・・・よくわかんない笑」

「そっかぁー・・・進展あったらいってね★」
ミクちゃんは恋バナ好きだからなぁ・・・







カララ・・・


バチッ☆
連と目が合う・・・

よしっ★ここはわたしからいこっ!!

「おっはよー!連ー♪」

「・・お、おぅ」

「ねね、今日さ今度の宿泊学習の準備あるよね?それっていつだっけ??」

「あー・・・放課後だな。」

「そっか♪ありがとーっ☆」


っと。こんなかんじかな♪・・・にしてもやっぱし普通だなぁー・・・

(最初はびっくりしてたみたいだけど。)
ま、今後に期待かなー・・・


今はまだいいとして、来週の宿泊学習は楽しみだなーっ♪

海の近くで泳ぐのはダメなんだけど、夜はすこしなら外出ていいし
夜は連と海に行きたいなー・・・なんて。

















放課後・・・・


「じゃあ、今度の宿泊学習のしおりをつくりまーす。
 各自役割どうりに行ってくださーい」


わたしはイラストと当日の予定表を作る係。
美術部だからイラストはけっこう得意♪



ん・・・っと、何時集合だったかなー・・・??

あー、ほんっとわたしってだめだなぁー・・・泣


「連、当日は何時集合?」

「8時。そんくらい覚えてろって」

「・・・どーもすいません・・・」

・・・でも、せっかく両思いだと思ったのに、これじゃ今までとかわんないよね・・・



・・・・・・・・・・・
よし・・・予定表でーきたっ♪
あとはイラストかぁー・・・・・

でもこれってしめきりがながいからなー・・・・
ひまだし、連のとこいってみるか♪



連は泊まる宿の地図を書く係。

・・・・・・・・・・

字が以外ときったないかも・・・・
これは読むのにきつそう・・・


「あのさ、連。」

「あ?なんだよ。」

「字がきったなくて読めないんだけど・・・汗」

「・・・・文句ゆーなっつの」

「・・・もぅー・・・わたしが書くよ。これじゃ読めないよ」

昔から字はキレイなほうかな♪
・・・・・・・・・

よしっできた・・・

「せっかくオレがきれいな字でかこーとしてたっつーのに」

「・・・それはえらいね♪がんばれ☆」

「・・・・とりあえずサンキュ。」

「どーいたしまして♪」

「んじゃ、終わったから帰るぞ。」

「じゃあねー」













ほんとは連といっしょに帰ったりしたいけど・・・・
連の家は反対方向だし・・・しょうがないよね








































「おまえもおわったんじゃねぇの?」



















「・・・・・・へ?」

いきなりなにを・・・
よく意味がわかんないんだけど・・・?



「おまえ、まだ仕事あんの?」

「や、ないよ?」

「おまえも帰るんだろ?」

「・・・帰るよ」

「だから・・・・・・もうおせぇから近くまでいくっつーこと!」

「・・・!!?」

「ほんっとおまえ、にぶすぎ。これだからバカは・・・・」
むっかー
「なによ、バカとこれから帰るくせに!おまけに送ってくなんて
 かっこつけちゃって!」

「うっせー。だまって送られろ」



















なんだかすっっごく以外な展開だなぁ・・・

連が送ってくれるなんて・・・・・ちょっと惚れ直したかな♪








「そーいや、おまえ部活いつ?」

「んっと、月水金。週3だね」

「オレは毎日だから、じゃあその3日は帰れるか。
 火木は・・・まぁおまえに任せる。」



・・・・・・・・・
ん?それって一緒に帰るってこと??家、反対なのに?

「・・・・え。一緒に帰れるの?」

「まーな。とちゅうまでだけど。道変えればなんとかなる」

「そうなんだ・・・わかった♪」

わーっ♪すっごいうれしぃっ!!^^

やっぱり両思いだって思うことにしよ♪




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

両思い

カップル編、開始です♪
連くんと鈴ちゃんはけっこうツンデレかもしれません・・・笑

閲覧数:379

投稿日:2010/04/07 15:17:36

文字数:1,969文字

カテゴリ:小説

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