空を舞う自由な鳥たちは
あたし達の不自由な愛には
いつも気づかない
それにあたし達は
安心しきってしまって
灰色の街を愛し続けてきた

変わらないものなど
この世にはなくて
変わっていくあたしを
どうか見捨てないでと
声が枯れるまで泣いていた
小さい頃のあたしを
出来るなら抱きしめたい

空を落ちたあの小さな鳥は
あたしの中で何かが壊れた
音だった
それは眩し過ぎて
この手じゃ掴めなかった
"幸せ"っていう二文字だったよ

変わらないものなど
この世にはなくて
背が伸びていく痛みを
一人抱えていた
子どもの頃のあたしが
今ここに
いるのならその小さな手を
温めたい

ただ誰かに愛されたかった
ただほんの少しの
温もりが欲しかった
誰かを愛してみたかった
幼い私が小さく震えてる
夢を今も見る

変わらないものなど
この世にはなくて
背が伸びていく痛みを
一人抱えていた
子どもの頃のあたしが
今ここに
いるのならその手のひらを
握りしめたい
大丈夫だよここにいるよって
そう言ってあの日の
貴方を抱きしめたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

永愛

閲覧数:133

投稿日:2021/06/21 16:21:33

文字数:458文字

カテゴリ:歌詞

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