呑めや 歌えや 今宵 杯を交わせ
人里陥落し魑魅魍魎 集う
騒ぐ歌 罵詈(ばり)
我よ我と
蠢く百鬼の影
愚者と知りて
束ねし 我
誅略の意を今
鎹(かすがい)は朝霧の様相
理性 呼び戻すまじ
全て焼き尽くさんとする火よ
我が下僕(しもべ)になりてたもれ
あなやと群衆の視線
何も要らぬ
何も見えぬ
遥か彼方 紅蓮(ぐれん)の虚空(そら)
業火に手向けた彼岸花
僅かながら気を許した
君さえも・・・手に掛けた
黄泉路(よみじ)に入りて 九十九(つくも)の夜
翳事(かげごと)喰らい 我に続け
あれよあれよと言う間に干からびる亡者
やんごとなし醜くき者 是(これ)その閾値(いきち)
屠(ほふ)る帳(とばり)
九尾(きゅうび)の夜叉
明松丸(たいまつまる)狂骨(きょうこつ)
刹那としり
印を結ぶ師を大喝一斉(だいかついっせい)
「そちたちの中におらぬか。
この鈴音 聞こえる者は」
さある視線で余を眺むるな
眉を顰(ひそ)めし群衆の視線
此の魂 夜にあくがる
何も言うな
何も聞くな
さぁ、迷える妖(あやかし)どもよ
浮世の目を覚ます挽歌を
骨は軋み 血を流し
我に続け
我に続け!
全て焼き尽くさんとする業火よ
身も心も灰に帰せて
萬(よろず)の情や、記憶さえ
何も要らぬ
何も癒えぬ
遥か彼方 紅蓮の虚空(そら)
業火に手向けた彼岸花
狂おしいほど愛してた
君さえも・・
君さえも・・
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もっと見る店に戻ったるかは裁縫箱を取り出しました。
「それにしても貴方も酷い人ね
私を見た途端『初めまして。こんにちは』だなんて
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るかは笑いながら言うと
最後にあの裁縫鋏を取り出しまして――…
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「あら貴方、『こ...円尾坂の仕立屋 終幕
Miyux2
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私の方から会いに行きましょう…」
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仕度に取り掛かりました。
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Miyux2
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作り笑いの焦点がズれていく
二番煎じの罪の意識を...支配分子スケルツォ
ワンオポ
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禍々しい沈黙 渦巻く
おどけて かこんで
ゆうざい かくていした
右脳の片隅から ささやきが聞こえるの
目を閉じて想像したら またね さよなら
プレゼントを開いて 楽しい夢を見ようよ
気に入らないオモチャは...その少女、有罪により。
ぽりふぉ PolyphonicBranch
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