淡いピンク色の 光に打たれ続けて
 雨上がりの午下り ローファーで坂を滑る
 卒業式(晴れの日)の後の 門をくぐり抜けても
 そこからの道のりも ずっと仲間だから

 新しい朝日は ジャケットを脱いで
 ネクタイ取った時の カッターの集まり

 「サヨナラ」って言って去るより 「またね」って言って去りたい
 涙は流したくない 笑っていたい
 これからどんな道が 僕を待ち受けていようとも
 君となら乗り越えられる そう思って前に踏み出すよ

 夕暮れの駅の 改札の前で独り
 自販機のコーンスープ そっと喉に通す
 スマホ眺めて 柱にもたれかかって
 待ち合わせ10分前 笑い声が聞こえる

 電車に揺られて 夕陽を見つめて
 ドアの周りで 喋り合いたい

 「サヨナラ」って言って去るより 「またね」って言って去りたい
 心の奥底までも 響く思い出が
 書き換えられないよう そっととどめとくから
 君のことみんなのこと いつだって忘れやしないから

 どんな壁にぶつかっても 支えてくれた
 ありがとう ごめんね

 どこまでも響く このチャイム 荒波をかき分けて
 別れの合図の音 今までの僕らへ

 「サヨナラ」って言って去るより 「またね」って言って去りたい
 いつかはまた会えると 信じてるから
 今はまだ涼しい頃の 儚い夢だとしても
 君とだから楽しかった 今まで何年もありがとう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

最後のサヨナラ

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投稿日:2024/10/03 08:19:49

文字数:599文字

カテゴリ:歌詞

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