1. 異世界より 舞い降りし少女
 白き下り藤の衣をまとい 何思う?
十字架を模した槍 紅(くれない)に染まる
 罪悪感に苛まれ 涙を流す

 平和に包まれ 幸せに暮らしてた筈なのに
 何時も思うは 孤独の意志のみ
 時雨の鳴り響く 曇天の暗き空
 傘も差さずに 石畳を歩く
 黒猫に導かれ そこは戦国の世

 夕闇に包まれて 鳴り響く刀の音
 馬の蹄の音 からりからりと
 地を鳴らし続ける 足軽の音
 
 舞い戦え少女よ 紅に染まって
 終わりし戦の後は 散った者への懺悔
 今日も一人少女は 懺悔を続ける




2. 愛した者の 裏切りを味わった
 悲しき少女の涙は 何時しか止まらず
 涙をすくう指 何処にも無くて
 少女は今日も一人で 涙を拭う

 槍を振るい続ければ 幸せになれるだろうと
 孤独に満ちた少女は 信じてた
 帰りたいと嘆いても 帰る道は無く
 何時かの家族のぬくもりを 抱きしめてた

 写真に残る姿は 幸せな頃
 笑顔に満ちていた 家族の顔
 平和な世界に別れを 告げる

 紙片と成り果てた 己の写真
 「この世界で生きてゆく 修羅の道であっても」
 再び愛した者は 赤き炎を宿した 戦国の者
   

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

汝、戦乱に舞い降りし日

私がノートに書いている小説のイメージ曲です!
曲をつけて頂ける方、募集しています

閲覧数:124

投稿日:2010/07/02 00:54:40

文字数:519文字

カテゴリ:歌詞

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