第二章 ~碧空の歌姫~
1
「陛下、本日はこの国で一番の歌姫がみえております」
――思えば、全てが狂いだしたのはその日がきっかけだった。
一人の娘が部屋に入った瞬間、誰もが息を呑んだ。
『歌姫』と紹介されたその娘が、あまりにも美しかったからだ。
肌は雪のように白く透き通り、艶やかな緑の髪は傷むところなど無い。
そして何より碧色の瞳は、どのような宝石にも勝る輝きを誇っている。
「………」
王は唯一礼する彼女を眺めることしか出来なかった。
これ程まで美しい娘は、今まで見たことが無かったからだ。
頬が照る。耳が薔薇の様に赤くなる。
(これが『好き』…という感情なのか…)
彼は始めての恋に、心を躍らせた。
そんな王を、蒼い女騎士はずっと見ていた。
嫉妬や憎しみを心に渦巻かせながらも、彼女は見続けた。
もう彼は自分の想いに答えてはくれないのだと、確かに感じてしまった自分が悔しかった。
それでも、彼への想いを捨てることは出来ない。
どんなに苦しくても、幼い頃からの気持ちだけは変わらなかった。
【小説】或る詩謡い人形の記録
1ページ目。
タイトルはテキトウですw
何か短いけど気にしないことにw←
アドバイス等あればお願いします。
コメント0
関連動画0
オススメ作品
(Aメロ)
また今日も 気持ちウラハラ
帰りに 反省
その顔 前にしたなら
気持ちの逆 くちにしてる
なぜだろう? きみといるとね
素直に なれない
ホントは こんなんじゃない
ありのまんま 見せたいのに
(Bメロ)...「ありのまんまで恋したいッ」
裏方くろ子
陰謀論者の脅しに屈するな
自称神の戯れ言に耳を貸すな
ヤツらの甘い言葉に惑わされるな
自分の正しさを武器にして
あらゆる愚行に異議を唱えても
結局自分も同じ穴のムジナだから
考え過ぎて馬鹿になってはいけない
所詮僕らは人間だ
硝子の破片を丁寧に拾っていては
誰だって生きづらいだろう...publicdomain
Kurosawa Satsuki
*3/27 名古屋ボカストにて頒布する小説合同誌のサンプルです
*前のバージョン(ver.) クリックで続きます
1. 陽葵ちず 幸せだけが在る夜に
2.ゆるりー 君に捧ぐワンシーンを
3.茶猫 秘密のおやつは蜜の味
4.すぅ スイ...【カイメイ中心合同誌】36枚目の楽譜に階名を【サンプル】
ayumin
星屑舞う 「ファンタジア」
空に響く 人魚の歌声
星に願う 「ファンタジア」
今日この日を忘れないように
眠気がふわり 藍に溶けていく
騒がしい街も 夢の中ね
1人とヒトリ 響く靴音
真っ暗闇をカラカラと
頬をつたう流れ星
時計の針と鬼ごっこ...「ファンタジア」/歌詞
るりねまろ
いったいどうしたら、家に帰れるのかな…
時間は止まり、何度も同じ『夜』を繰り返してきた。
同じことを何回も繰り返した。
それこそ、気が狂いそうなほどに。
どうしたら、狂った『夜』が終わるのか。
私も、皆も考えた。
そして、この舞台を終わらせるために、沢山のことを試してみた。
だけど…必ず、時間が巻き...Twilight ∞ nighT【自己解釈】
ゆるりー
彷徨う私は 化生の者(けしょうのもの)
ふわり ふわり 跳んでは廻る
辺り一面 小雪の化粧
白に紛れ月に踊る
ゆんらり ゆんらり 神の筆
お社に暮らす 月白狐(げっぱくきつね)
足元を灯す灯篭と
息白し 霞初月(かすみそめづき)
ひるがえす 回雪の袖(かいせつのそで)
からこんろり 鳴らす 二枚...化生のもの/歌詞
るりねまろ
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想