何もない路地裏背にして ゴミ箱蹴飛ばし笑っていた
翳りゆく部屋の窓際で 誰かが一人泣いている

タバコの煙を燻らせて 花は静かに枯れ落ちていく
通り過ぎた君の視線が 痛くて

閉ざされたこの部屋に 君は息を潜めている
君の記憶 辿ってゆくように 線をなぞって

途切れる言葉 重なり合った
胸の奥に 残されたもの
優しい呪縛をかけていった あの人は今どこにいるのだろう?
緩やかに縛りつけられた 鎖は解けないままなの
光の中を進んでいく 残光がどこか眩しくて

降り始めた雨は止まない 瞳の奥に滲んだ光
境界線から消えてく 交わした言葉は「さよなら」

無駄な時間が過ぎてゆくの 感謝の言葉も言えないまま
暖かいぬくもりを残して 消えた

目を閉じて息を止める 巻き戻せない現実が
テーブルに置いたままの時計は 止まったままで

降り注ぐ光の中から 見つけたの小さな幸せ
壊さないで ずっと待ってる
いつかあなたに会えるそのときを

どうかそのままでいてほしい 陽だまりのような優しさで
包んでくれたあの日のこと どうか忘れないでほしいの

永遠に色褪せない思い出残し 空の彼方を見つめて

繋がる言葉 重なり合った
胸の奥に 残されたもの
優しい毒で心奪った あの人は今どこにいるのだろう?
緩やかに縛りつけられた 鎖は解けないままなの
光の中を進んでいく 残光がどこか眩しくて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【歌詞】Gentle Curse 

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投稿日:2021/11/13 17:11:06

文字数:591文字

カテゴリ:歌詞

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