前からここだと決めていた
秋の休日のドライブコース
空の機嫌を祈りながら
入念にルートをチェック

落ち葉の季節が描き出すのは
真っ赤に燃え盛るモミジの街道
君に見せたいこの光景を

自慢の車に二人を乗せて アクセルを踏み込む
延々と続く 紅のトンネルを
どこまでも どこまでも走り抜けろ


彼女に掛けてる目隠しを
外すタイミングも絶妙に
空を仰ぐ君を横目に
僕は微笑み隠せない

火の粉のような落ち葉美しく舞い
華やかに僕達を出迎えてくれる
君は気に入ってくれたかな

モミジが敷き詰められた道路は まるで赤い絨毯
タイヤが巻き込み 火花を散らすように
どこまでも どこまでも巻き上げてゆく


自慢の車に二人を乗せて アクセルを踏み込む
延々と続く 紅のトンネルを抜けたら
そこには何が待っているかな
深紅のドライブ爆ぜる火花を 見上げる君と僕
惹かれ合う二人 手を取り合いながら
どこまでも どこまでも走ってゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

紅のトンネルを抜けて

輪入道(わにゅうどう):燃え盛る車輪に、男性の顔の付いた姿の妖怪。
その姿を見た者の魂を奪っていく。
「ここは勝母(しょうぼ)の里」と書かれた札を家の戸に貼ると、近づかなくなる。

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投稿日:2009/05/31 22:55:49

文字数:410文字

カテゴリ:歌詞

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