枯れ果てた大地に咲く一輪の花
それは青く 空を見てた
凍り付くほどに冷め切った瞳は
光さえも塗り潰した
目の前の現実に未来なんて無くて
途切れたままの道を歩いた
赤く染められた必然に抗い続けて
そこに僕が描く未来(モノ)があるなら
どんな敵も振り払ってやる
一つ、一つ 願い噛み締めた
見える現実(けしき) まだ赤いまま
剥がれ落ちた瘡蓋から血が滲む
星々が紡ぐ光の旋律が
何処か強く けれど儚く
暗闇の中で光るその姿に
胸の中で何かが揺れた
消えた 何も言わず音も立てずに
君も「無駄なことだ」というのか
いつも、いつも離れていくのは
夢を見てるだけの僕は
頬を伝う赤い雫に手を伸ばして
ぽつり、ぽつり 朝が芽吹く
道の果てにやっと見えたんだ
青く光る一輪の薔薇
それは強く、強く空を見ていた
奇跡なんて言葉に縋らず
走り出した 行き先も決めず
「怖くない」と言い聞かせて
胸の奥が熱く燃える
握る手には赤い血が滲む
棘が叫ぶ「振り向くな」と
空に舞う青い花びら 手に掴んだ
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