時々ね気持ちが薄暗くなるの
夕暮れでも夜明けでも無い
周りも自分も見えない暗さ
自分の気持ちも無くなるように

声も吐き出せなくて息も苦しい
体の中に空気が無いみたいで
もう二度と何も届かない気がした
いま私は手を伸ばしてるのかな

そのうちに上も下もわからなくなって
地面の上にいるはずなのに無重力で
うずくまっても寝転んでも宇宙の果て
星になるには小さすぎてそして脆い


時々ね気持ちがどんどん狭くなるの
周りには何も無いってわかってても
徐々に圧迫感が押し寄せてきて
ここにはもう居られないって思うの

悲鳴を上げるにはもう遅くって
体の中から力が抜けきっていて
もう無理だって全部諦めてるの
いま私は目を開けてるのかな

そのうちに右も左も分からなくなって
痛みは無いはずなのに涙が溢れて
無理だよ届かないよって思い込む
良い子になるには幼すぎて弱い


時々ね鼓動があるのか分からなくなる
調べても調べても足りなくて不安で
心拍数はもっと上がってるはずなのに
私には何の振動も感じられないの

もしかして心臓が別の所にって
変な気持ちになってレントゲン見ても
結局みんなと同じ場所にしかない
そういえばみんなって誰だったっけ?

そのうち自分と他人も分からなくて
目の前の景色は映像なのか鏡なのか
確かめようとすれば足先からジワジワ
正方形の粒になって初期化されそう


無理だなって消えちゃうなって
届かないって諦めてるなって
ドライアイスみたいに靄の中
何も残さずに冷えて消える

どうしたら良かったんだろって
思い残す間もなく綺麗さっぱり
少しずつ昇華するのを待ってる
そういや今夜はなんだか冷えるね


もう疲れちゃったんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Tiny Tiny Tiny Tired

お疲れ様です。

閲覧数:1,175

投稿日:2021/05/19 22:23:03

文字数:722文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました