真夜中過ぎ 街は眠る
雲が流れて星と出会う
「ここにおいで 暖め合おう?」
つれない猫は闇に消えた
優しくあろうと思う度に
そうじゃない自分を思い知る
「君のため」なんて言えるくらい
馬鹿ならよかったかな
星よ照らせよ 君の幸せを
顔を上げたら もう振り向かないで
細い肩に食い込むほどに
悲しみという枷は重く
「分けてください 僕にください」
言葉はいつも独り善がりだ
本当の願いを隠したまま
隣にいたって苦しいだけ
どうして僕じゃ駄目だったの
答えは分かっている
今は祈れない 君の幸せを
こんな思いを どうか掻き消して
真夜中過ぎ 街は眠る
雲が流れて
此処でさよなら 遠く消えてゆく
今は笑ってよ どうか泣かないで
振り向かないで
デネブ(歌詞)
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