秘密の話をいくつもしたね
書きかけた手紙の最後には
あなたに言えなかった
本当の気持ちが
絡まって解けなくなってた

月が溶ける
貴方のその瞳に今映るのは
泣いてる私？
それとも昔貴方の前で無邪気に笑ってた私？
夜が溶ける
貴方のその声が聞きたい
何度そう願ったとしても
それはもう叶わない思い出なのよ

夢のような言葉をいくつも聞いた
終わらない物語(はなし)の最後には
綺麗な言葉が星のように溢れて
私いつも夢で泣いてた

月が溶ける
私のこの小さな手を握るのは
泣いてるあなた？
それとも昔から私の好きな顔で笑うの？
夜に溶ける
貴方のその優しい声が
何度この耳を掠めたとしても
それはもう叶わない約束なのよ

秘密を守ろうとして
自分を守れなくなった
傷ついてもあなただけ
あなただけを愛していたのよ

月が溶ける
貴方のその瞳に今映るのは
泣いてる私？
それとも昔貴方の前で無邪気に笑ってた私？
夜が溶ける
貴方のその声が聞きたい
何度そう願ったとしても
それはもう叶わない思い出なのよ