まだ寒い
薄焼けた朝5時
あなたのくれたメロディーをまだ聴いている
ねぇ、あの街は今も寂しいままですか?
小さく震えた息を吐いて
消えそうな鼓動をギュッと握って
懐かしい電車の音が聞こえた
どこかで同じようにあなたも息をしてる
それだけで毎日救われたの
まだ頼りないでも温かい手に涙がこぼれる
さよならに代わる愛を探している
変わらないことは難しいこと
同じ声で同じ笑顔でそのままでいて
この願いが叶わないことを私は知っている
おやすみが聞こえない夜は
いつも窓の外の光を見ていた
懐かしい冬の匂いがしただけ
振り返るといつも笑顔で手を振っていた
あなたをまだ覚えているの
雪を踏み締めた足跡がまぶた裏消えない
「愛している」は溶けていったのに
"嫌いだったよ最初から"
なんて酷い嘘、あなたは笑って聞いてた
そっかもうここにはふたりの愛はどこにもないんだってこと今更わかった
懐かしい電車の音が聞こえた
どこかで同じようにあなたも息をしてる
それだけで毎日救われたの
まだ頼りないでも温かい手に涙がこぼれる
さよならに代わる愛を探している
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