可笑しな家がある
甘い匂いに誘われて
罠だとわかっていても
入りたくなるでしょ

お菓子な味がする
口に広がる幸せを
嘘だと望んでいても
逃げられないでしょ

もしこの家が怖い魔女の家だったら
僕たち私達どうなっちゃうのかな

そんなことよりお腹を満たしたい
ケーキ クッキー チョコにマシュマロ
自然と笑みが溢れるでしょ
魔女に見つかり捕まり働かされたけど
今頃彼女も反省してるわ

此処に来る途中で
落としてきたパンくずなら
鳥さんが食べちゃった
誰がそれを見たの?

お菓子の家に住む
魔女みたいなおばあちゃん
本当に魔女さんなの?
魔法使えないのに?

もしその魔女がほんとは寂しがりの
普通のおばあちゃんだったとしたら?ネェ?

物語はひっくり返るだろ?
憎悪 嫌悪 悲観に愛憎
真実とは生者が騙る(語る)もの
故に真相は闇の奥深くへと逝く
今更僕たち後悔、なんてね

絵本の本質はわからない
童話は誰かが綴ったフェイク
正義と悪の境界線は何処?
見慣れた消失が麻痺させる
目眩がするほど酔いしれた毒に
僕たちは気づかないまま…触れる

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ヘンゼルとグレーテル

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投稿日:2016/04/02 12:41:21

文字数:472文字

カテゴリ:歌詞

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