思い出す言葉たち忘れてはいないよ
懐かしい君の声未だ綺麗で なあ
夏風薫ると思い出されるの
あの懐かしさと「なんで。」なんて言葉
眼差しでさえもあの輪郭さえ
忘れている君の吐いたその声以外
それでも心を動かす言葉で
それでも憎んだ過去もある言葉
今でも僕らを繋いでいるのだ
吐いて錆びて揺らぎくすんでいても
思い出せるのは震えたあの声
あの日の僕らが未だに待ってる
だからさ僕らは抱えて生きてる
忘れないよ
思い出す言葉たち思い出すあの日々
戻れる気がするんだ心で唱え
散々負けた鬼ごっこや散々泣いた別れも
だんだん消えてゆくとして後悔はないんだ
魔法みたいなさ呪文じゃないけど
僕らは確かに紡いでいくのだ
離れて生きてく人生だろうと
心そこで僕ら繋ぎあってる
思い出せるならまだ歩き出せる
震えたあの声続きの言葉を
紡いで答えを確かめてみたい
僕ら笑いあったあの場所で
(言えなかった言葉ばっかだね。
さよならも。ごめんなさいも。
でもさ。まだ覚えてるんだよ。
懐かしい匂いを。
もう戻れないけど。
一つだけ願えるなら。
また戻れますように。
また出会えますように。)
夏風薫ると考えてしまう
噤んだ君はさどう思っていたの
すれ違いなんてまだやり直せる?
教えてくれここから返事する方法
なんて未だ考えてしまう後悔
きっと君はそんなこと覚えてない
けどこの感情さえ愛おしいの
ここが未だあの頃の場所の様でなあ
思い出すあの温度と明日の匂い
吹きとばせ曇天をさ喰いつくせあの後悔
紡ぎ出せその正体だんだん早足で
恐れなんて要るもんか僕たちは止まらない
唱えるのその呪文を散々叫んだの
未だに僕らの心の奥底
思い出せるようしまった記憶を
いつかさみんなで眺めてみないか
吐いた青い心言葉抱えて
忘れた瞳や輪郭眼差し
その時僕らは思い出せるから
今だけ言葉を覚えていようよ
いつか言葉無しに伝わるから
(抱えて生きてこーぜ。
その言葉。
忘れないように。
その根底にある。
その不確かで綺麗で。
僕らが離れ離れになっても。
どこかで繋がっている。
そんな魔法を。)
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