雨が降りしきる放課後に
教室の窓から見えたんだ
傘を持たずに帰る君が
校庭を横切ってく景色
折りたたみ傘でよければ
声を掛けようか迷ったけど
きっと迷惑になるだろうな
途中で考えるのをやめた
少し背伸びしてた二人が
別れてすぐの出来事
遠ざかってく君の背中
振り返ることはなかったんだ
Rainin’ Rainin’ 僕はただ待っている
帰り道 追いつかぬように
びしょ濡れで君が帰るのをずっと
Rainin’ Rainin’ 綺麗にただ舞っている
窓から見た水溜りに
曇り空が反射していた
引っ越してしばらく経つころ
新しい近所のコンビニに
少しだけ立ち寄ったとき
土砂降りの雨になったんだ
傘立てに差しておいたのに
誰かが奪っていったから
一瞬だけ考えたけど
傘は持たずに帰ることにした
予想外に冷たいのは
身体とかじゃなく心臓部
長いこと忘れていたのに
あの日の君のことを思い出した
Rainin’ Rainin’ 見ないようにしている
信じ合っていた二人が
傷つけ合って終わったこと全て
Rainin’ Rainin’ 全てを覆っていく
肩を落として帰る君も
今更泣き出しそうな僕も
理屈なんかすら飛び越えて
大切な人へ会いに行く
それだけで良かったのに
今なら迷わず出来たのに
Rainin’ Rainin’ 僕はただ待っていた
帰り道 君に追いついて
折り畳み傘を差し出すときを
Rainin’ Rainin’ 綺麗にただ舞っている
新しい街の水溜りに
晴れた空が反射していたんだ
帰り道 歩いてく
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