宮殿の一室に少女が一人 黒いドレスに凛とした佇まい
しかし昼は厳しいしつけに合い 自分を持つことを許されなかった

夜だけ自由になれる運命の 漆黒を舞う聖少女

美しくなびく青の長髪と 琥珀色したすき通る目
その目からあふれ出す雫には 青いあざの不遇な記憶


僕はあなたを一目見たとき 美しい立ち姿に惚れてしまった
夢と幻想に耽溺できる 僕にとってまるで天使そのものだ

しかし悲しそうに笑う目には 何が映っているのだろう

生まれた時から鳥かごの中で 人形のように育てられた
怒りや憎しみも消えさって 氷の心だけが残った


あなたと僕は別世界の住人で 耽美なる女神とただの人間だが
それでもあなたは僕を頼って 優しくほほえんでくれた


あなたをただ哀れんでいるのか? いや僕は愛しているんだ

月明かりが満ち青い蝶も舞う 夜になったら救いにゆこう
僕はいつ死んでも構わないが 死ぬまであなたを守ってゆこう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

哀する少女

こちらの「哀する少女」の歌詞です。
http://piapro.jp/t/-NfR

閲覧数:113

投稿日:2015/12/01 15:21:12

文字数:406文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました