リンが・・・好きだ。

ネル・・・ごめん。


【初めての】Lの初恋XIV【気持ち】


ネルには謝る。


早速、家に着いたので電話。


レン「もしもし」


ネル「え? レン君?」


レン「そうだけど・・・」


ネル「嬉しいなぁー」


本当に嬉しいようだ。
でもこれから言う事は本当に悪いと思ってる・・・。


レン「あのさ・・・」


ネル「ん? 何?」


レン「俺、ネルに言わないといけない事があって・・・」


ネル「何ー?」


レン「ごめん・・・ 俺、好きな娘が出来た。」


ネル「え・・・?」


レン「だから別れよう」


ネル「え? なんで? 私の事好きって言ってくれたじゃん」


レン「でも、俺鏡音の事が好きなんだ。 気付いた。」


ネル「・・・分かった。 頑張ってね」


レン「え? ん。」


ネル「さよなら!」


明るく言った。


レン「おぉ・・・」


こんなに明るい性格とは思わなかった。
いい娘だな。 改めて思った。



さて、あとは・・・


鏡音に言わなければ。

明日。 言うんだよな。 俺。

ヤバイ ドキドキしてきた。

言うのは明日なのに。


次の日。 俺は完璧に寝不足だった。


理由は、まあ・・・鏡音の事を考えていたから。かな・・・。


↑自分でいっておいて恥ずかしい・・・


こんなにドキドキするんだな。
鏡音に言う事って。

レン「ふぅ~」

溜息をひとつ。

レン「すぅ~はぁ~」

深呼吸、のつもり。

よし。 これで準備はおk


鏡音を探す。

どこだ・・・? 

探し回っていると見つけた。

いたー!! 廊下にひとりで突っ立っていた。

ヤバい、心拍数が・・・。(ドキドキ


レン「か、鏡音!」


リン「ん?」


なぜ鏡音は平然としていられるんだ。
ちょっと羨ましい。


レン「答、見つかったからさ・・・」


リン「え? 早く言いなさいよ!」


鏡音の顔はwktk状態だ。


レン「俺・・・やっぱり、リンが好きだ。」


言ったあああ! 達成感がっ!

鏡音は・・・ 唖然としている。
どうなるんだ・・・?
返事は・・・?


鏡音はあきれる事を言った。


リン「今、鏡音って言ったよね?」


ええ? そっちですかリンさん。。。


レン「まあ、言った・・・。」


おいおい。


リン「じゃあ、もう一回やり直し。」


ええ・・・ まあ、いいか。

レン「り、リン!」


よし。


リン「ん?」


よしよし。


レン「答、見つかったからさ・・・」


うんうん。 さっきの通りに。


リン「え? 早く言いなさいよ!」


なんたる演技力・・・。


またもや顔はwktk状態。


レン「俺・・・やっぱり、リンが好きだ。」


またもや言ったああ!!! こんな恥ずかしい台詞を二回も・・。


沈黙がその場を支配した。


レン「・・・・・。」


リン「・・・・・。」


先に沈黙を破ったのは鏡音だった。


リン「え・・・ あ・・・ 本当に?」


やっぱり驚いている。


レン「うん・・・ 好きなんだよ・・・」


三回目・・・ さすがに恥ずかしい。


リン「・・・ありがと。」


ツンツンリンさんキター!!


レン「う、うん・・・」


次の瞬間。


リン「あたしも好き!」


抱きついてきた。


レン「ちょ・・・ 照れる・・・」


リン「だって嬉しいじゃん!」


レン「それは俺も同じ・・・」


リン「じゃあレンは今からあたしの彼氏ね!」


え・・・ 本当ですか・・・


俺がずっと願っていた事。


「鏡音と付き合えたらなぁ・・・」


まさか・・・今叶って・・・。


めっちゃ嬉しい・・・。


レン「お、おう! じゃ、お前は彼女だな!」


リン「そう! 正解!」


なんだこのアホみたいな会話は・・・


ま、嬉しいからいいか。



 ―END―


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【初めての】Lの初恋XIV【気持ち】

ついに最終回ですよー
ちょっと寂しいですねぇ・・・

で、レン君が告白しましたよ!
よかったねー おめでとう!!

さて、このシリーズは終わりですが、あたしの小説はまだ続きます
ので、他の作品もぜひ読んでくださいね! あとがきを終わります!

読者のみなさん、ありがとうございました!

閲覧数:172

投稿日:2011/08/26 09:12:54

文字数:1,666文字

カテゴリ:小説

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