A　夕闇に　 手を伸ばして　幻の　 　光に
　 触れようと　もがいて　 悔しくて　　泣いた
すぐ傍に　　在る物さえ　　苦しすぎて　今更
　 手に入れる　幻想まで　　　今は未だ　　見せてて


B　特別なんて　　いらないのに
　 求めてしまう　私を呪って


S 苦しめるだけの　世界なんて
　 私はいらない　　でも

　 見えなければいい　のにだったら
　 壊して　お願い　　だから


逃げられない　なんて　分かってるよ・・・。




A 君の声　　 耳澄ませて　 無限にも　 よく似た
消えそうな　 微笑み　　　 微小の　　 咽びも
　　当たり前　　 沿い歩いた　 不可解でも 今頃
　　呼吸をも　　 辛くなって　 禁断さえ　 破った


B 　特別なんて　　いらないのに
　 求めてしまう　私を呪って


S 愛してるさえも　届かないよ
　　久遠の　　密室　　から

　　聞けなければいい　のにならば
　　助けて　お願い　　銀の

　 泡沫舞い　夢を纏っていく・・・。


　 泡沫舞い　虚無を纏っていく・・・。





ひらがな






　

ゆうやみに　てをのばして　まぼろしの　ひかりに

ふれようと　もがいて　　　くやしくて　ないた

すぐそばに　あるものさえ　くるしすぎて　いまさら

てにいれる　げんそうまで　いまはまだ　　みせてて



とくべつなんて　いらないのに
もとめてしまう　わたしをのろって



くるしめるだけの　せかいなんて
わたしは　いらない　でも

みえなければいい　のにだったら
こわして　おねがい　だから

にげられない　なんて　わかってるよ・・・・。







きみのこえ　みみすませて　むげんにも　よくにた

きえそうな　ほほえみ　　　びしょうの　むせびも

あたりまえ　そいあるいた　ふかかいでも　いまごろ　

こきゅうをも　つらくなって　きんだんさえ　やぶった


　　　
とくべつなんて　いらないのに
もとめてしまう　わたしをのろって



あいしてるさえも　とどかないよ
くおんの　みっしつ　から

きけなければいい　のにならば
たすけて　おねがい　ぎんの

うたかたまい　ゆめを　まとっていく・・・・。　


うたかたまい　きょむを　まとっていく・・・・。