(A1)
青い空が広がっていた
けれど 雨は降り続いたまま
他の音など 何一つ無かった
まるで 世界が終わるみたいだった

(B1)
炎は消され 残ったのは
忘れてはいけない 罪と罰
私が愛さなければ
あなたを
失わずにすんだのでしょうか

(S1)
断罪の青い空
映す水溜まりの 泥の中に
涙は吸い込まれ
もう一度 憎しみを芽吹かせる
私が裁かれる その日まで
あなたを蔑んだ世界を
裁き続けよう

(A2)
高い空が広がっていた
いつか あなたと腕を伸ばした
他の愛など 必要無かった
選んだ世界は歪な形でも

(B2)
炎を纏い 悪魔に告げる
忘れさせはしない 罪の数
幸せな日々を穢し
狂わせた
許さない 許さない 許さない

(S2)
救済を乞う悪魔よ
恐れずに 報いを受けるがいい
涙よ枯れ果てろ
もう流す資格などないのだから
私もきっと同じ穴の貉
二度と 綺麗な世界は
望めないのでしょう

(S3)
贖罪の儚い歌
誰の耳にも届くことは無く
願わくば あなたは
今度こそ 幸せになれますようにと

(S4)
断罪の青い空
映す瞳は知る 慈悲など無いと
最後は私の番ね
炎と あなたの愛に抱かれて
皮肉ね 運命の悪戯か
今日は 二人が出会った
記念日だった…。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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断罪の青い空

以前書いた、「ハロウィンの恋物語」「醜い僕が愛した話」の完結です。先日自分が見た夢をベースに書いてみました。暗いですが、個人的に物語風に書くのが大好きです。

閲覧数:105

投稿日:2016/11/14 00:46:08

文字数:536文字

カテゴリ:歌詞

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