A
パパとママはやさしい人で
わたしもやさしくなりたくて
だから人にやさしくします
肉屋の娘は微笑んだ

B
誰の言葉を受けとめては
誰かのねがいを真に受けて
ぶきっちょよろしく小さなお手ては
他人にばかり割いていて

C
人にやさしくなりたかったの
やさしい人になりたいの
やましい心は奥で蓋して
やらしい性根も押し込めて


A
ある日拾った天使の羽根は
みにくく歪んでハゲていて
「天の遣いになり損ねたんだ」
とてもさびしく微笑んだ

B
やさしくするたび受けた言葉は
やがて心に響かずに
上辺繕う都合の御業よ
あたしはいつから偉かった?

C
人にやさしくなりたかったの
やさしい人になりたいの
病んだ心が注いだこころに
どれほど価値があるというの

C'
やさしい人になりたかったの
人にやさしくなりたいの
やましい心は奥で蓋して
やらしい性根も押し込めて


A'
ある朝拾った天使は言った
「自分にやさしくならなくちゃ」
ハゲた翼はみにくかったけれど
確かにここで飛び立った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

神さまへの方程式

天使のようにやさしくなりたかった女の子と、天使になり損ねたいきもののお話。

裏テーマは手羽先萌え。

12/2
かるーくメロ表記付加

閲覧数:540

投稿日:2015/12/02 22:39:21

文字数:444文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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