◆1A
遠ざかる 傘の向こう
上手く言えなくて ひとり
立ち尽くしたままの水色 逸らした

待ちぼうけ 気付かぬふり
緩く躱しても くらり 
泣きだした雲が 弾けて壊れた

◆1B
ほら もう 見つからないのなら
ねぇ そう 結末だって解る
キミの色さえ 塗みれて 灰被り
染まってく空に

◆1S
冷たく滲む 雑踏の中 消えゆく
あのコートの影さえも
見覚えはないのだと 瞼
硬く閉ざしていた
蒼は温い


◆2A
降り出した 夕立さえ
突き放すみたいで ぽつり
浸み込み切れず ただ溢(あふ)れた 

◆2B
ほら もう 触れられないのなら 
ねぇ そう 最後(こたえ)だって解る
キミの色さえ 擦れて灰被り
薄れてく空に

◆2S
儚く濁る 喧噪鳴らす 不和音
あのブーツの音さえも
耳に着いていたとしても 覆い包んで
きつく塞いでた


◆LS
切なく揺れる 街灯浮かぶ
あのコートの袖を引いた

叶わないことだと 本当は
気付いていた
蒼は温(ぬる)い    

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

disappear 【採用♪】   

零次様の楽曲へ応募させていただきました。
印象的な旋律の原曲→http://piapro.jp/t/-Qi-

待ち人が来ないことを認めたくない。
その替わりに、空が泣いてる。そんな歌詞です。

タイトル修正、字数調整など賜ります。
お気軽にご連絡ください。

2016,1,30
採用ありがとうございます。一部字数修正。

2016.6.11
動画製作中。曲構成確定版UP。

閲覧数:454

投稿日:2016/06/11 17:22:18

文字数:440文字

カテゴリ:歌詞

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