◆1A
遠ざかる 傘の向こう
上手く言えなくて ひとり
立ち尽くしたままの水色 逸らした
待ちぼうけ 気付かぬふり
緩く躱しても くらり
泣きだした雲が 弾けて壊れた
◆1B
ほら もう 見つからないのなら
ねぇ そう 結末だって解る
キミの色さえ 塗みれて 灰被り
染まってく空に
◆1S
冷たく滲む 雑踏の中 消えゆく
あのコートの影さえも
見覚えはないのだと 瞼
硬く閉ざしていた
蒼は温い
◆2A
降り出した 夕立さえ
突き放すみたいで ぽつり
浸み込み切れず ただ溢(あふ)れた
◆2B
ほら もう 触れられないのなら
ねぇ そう 最後(こたえ)だって解る
キミの色さえ 擦れて灰被り
薄れてく空に
◆2S
儚く濁る 喧噪鳴らす 不和音
あのブーツの音さえも
耳に着いていたとしても 覆い包んで
きつく塞いでた
◆LS
切なく揺れる 街灯浮かぶ
あのコートの袖を引いた
叶わないことだと 本当は
気付いていた
蒼は温(ぬる)い
コメント0
関連動画2
歌詞設定作品2
ご意見・ご感想