「ごめんな」
君の悲しそうな目を見たら、なにもいえなくて
ただ、立ち尽くすしかなかった。
私の名前は鏡音リン。中学二年生の、14歳だ。
家が隣で、幼馴染の鏡音レンのことが、ずっと好きだった。
でも中学になった時、レンには可愛い彼女ができた。
明るくて可愛くて、成績もいい。
隣のクラスの初音ミクちゃん。
私には、到底かなわぬ相手だった。
レンも幸せそうだし、ミクちゃんのこと信用してたから、
一度はこの恋を捨てようと思った。
最近やっと、二人が一緒にいても笑って話せるようになったのに。
ミクちゃんには、他のカレシがいた。
レンはそれを知っていた。
なのに別れなかった。
ミクちゃんが本当に、好きだったから・・
なのに
その気持ちを踏みにじるなんて許せない。
絶対絶対、許せない。
だから頑張って思い伝えたのに・・
「やっぱり俺、ミクが好きなんだ。」
「なん・・で!?
浮気されてるのに!?レンは遊ばれてるだけだよ!
いい加減気づきなよ!」
「わかってる、分かってるけど、俺頑張るから。
ミクに、ちゃんとみてもらえるように。」
「ー・・! ・・なんで・・?
なんであの子なの・・?
私は、ずっとレンのことー・・!」
「ごめんな。」
ズルイよ
レンはズルイ。
あんな顔されたら、言い返せないにきまってるじゃない・・
どうして、なの?
あの子の、どこがいいの?
可愛いから?
・・どうして・・。
「ミクちゃん。」
「リンちゃん!どうしたの?」
「私、レンのコト好きだったんだよね。」
「え・・・」
「あ、大丈夫だよ?きっぱりふられたから。
俺はミクが好きなんだって、さ。」
「・レン君・・
「アイツ、すごいやさしくて、いいやつだから。
ちゃんと、見てやってよね。じゃなきゃ奪っちゃうよ!」
「・・・」
「じゃあね!それだけ!」
今の私が、君にできることは、これくらいだから。
いつかミクちゃんがちゃんとレンをみてくれるまで。
私はレンを応援する。
君が好きだから。
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