孤独で死んだ犬のように 夜を巡る




無音の騒音 鳴らない虫達が
裏山で鈴を転がす音がする

青白いシーツ 横たわったこの体は
いったい私でしょうか?


潰れた右手が 麻痺して 痺れていく
潰した左手で 触ってみると  シンデイル?



孤独で死んだ犬のように 夜を巡る
私を証明するものを 音を 世界を
ください…



見える星と 見えない星は
薄れた雲間で流れていく

見たこともない 流星群に
憧憬を抱いては カーテンを閉める


何も無いけど それすら もう何もなくて
頭の中でさえも すべて 落ちるように 消えて…



孤独で死にそうな私のこと
私の世界が 私を消してく


こんな静かな夜は


自虐さえも許される

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

孤独で死んだ犬と、私は似ている

夜中に突然、自分の輪郭がぼやけるような衝動におそわれたことはありませんか?
まるで0すら無いような、世界すら、何もないことすら何もないような、本当の虚無。




そんな唄です。
誰か曲プリーズ。

閲覧数:71

投稿日:2009/07/22 20:37:35

文字数:321文字

カテゴリ:歌詞

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