妬みも不安もしょいこんで
僕は今日も歩いてく
いっぱいいっぱい集めれば
みんなが笑顔で笑ってる
僕が家に帰れば
待ってるのはたった一つの箱だけ
そこに背負ったたくさんの気持ちを詰めたら
一日が終わる
幸せだとか喜びだとか
どれがそれなのか僕はわからない
僕が知ってるのは不安と妬みと
それと少しの悲しみだけ
僕を゛かわいそう゛とか言う人がいるけれど
゛かわいそう゛って
わからない
家族だとか恋人だとか
僕にはいない
友達もいない
僕がわかるのは
妬みや不安を背負うこと
それ以外何も知らない
『僕はそれでいいの?』
「君は誰なの」
『孤独はつらいよ』
「孤独?つらい?」
『さぁ周りをみて』
「誰なのやめて」
『僕の声を聞いてよ』
「やめて、僕はわからない」
『わかりたくない』
「知らないんだ」
『逃げてるだけさ』
『目を開いて』
…たった一つの箱
『前をみて』
…かわいそうな僕
『進むことから逃げないで』
…何も知らない
『大丈夫、僕がついてる』
…ただ逃げてた
『おはよう。』
…オハヨウ。
『ボクのぼく』
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