そうだ・・・俺を冥界へ堕ちよ、と命じたのは他でもない光の大天使。
そいつの様子が激変したなど、嘘に決まっている。
土「否。誠のことだ、KAITO殿。」
K「しかしながら、私は子供のころから光の大天使様を父親と認識するな、と教育されて、今に至っております。それも何か関連性があると?」
水「はい。冥界は元々Vam神族が治めし土地。ですが、それを治める魔王MEITO様が急にご乱心となr「そんなわけ無い。」
あるわけ無い。MEITO様は、偉大だ。そして御乱心などなさらぬお方だ。
光「彼は、お前のヴァイオリンの音によって乱心したのだ。」
K「ヴァイオリン・・・ヴィヴラドーチェのことか。」
光「左様。KAITO、お前の弾くヴァイオリンの音色は素晴らしい。文句のつけようがない。だがゆえ、MEITOは乱心した。」
水「MEITO様はこう仰せになられた。【俺はあのヴァイオリンの音に聞き惚れてしまった。あのヴァイオリンの奏者を冥界に譲れ。さもなくば、天界の人間を一人残らず殺す。】と。」
K「脅された、とでも?」
森「そうよ。光の大天使は、それを恐れた。でもそれ以上に、貴方を失うのを拒んだの。」
炎「KAITO殿、貴殿は誤解していたのだ。全てはお前を守るために仕組まれてしまったことだ。」
嘘だ・・・MEITO様が・・・俺のヴァイオリンのせいで・・・。
ん・・待てよ?
K「光の大天使に問う。魔王MEITOは【無期限】と言ったか?」
光「いいや。50年という期限が・・・そうか。」
K「本日は、奇遇にも、あの日から50年・・いや、正確には50年と1週間です。」
そのときだ。ドアの開く音とともに、魔王が現れた。
M「KAITO。お前、全てを知ったのか。」
K「ええ。全てを知りましたよ。」
M「そっかぁ・・それは残念だ。」
光「今日は何用か。」
M「KAITOを返還するための手続きするために来たのさ。」
水「それだけでは・・・無いでしょう?」
M「んー。正解。最後に聞きたいんだ。君の演奏。」
K「冥界のときに言えばいいものを。」
M「良いじゃない。皆さんも聞きたそうだし?」
K「まったく・・・この人は。」
次回。KAITOがヴァイオリンを奏でる・・・かも
天界会議 2
ぁー・・まとまりないし、脱線しすぎだぁぁぁ・・・。
ぁ、次回KAITOがヴァイオリン弾くかもね。
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