夢物語なら良かったと
今になって思う
何気ない日常の檻の中で
花弁を集めるように
歩いてきたんだ
名前もない毎日を

ずっと探してきた
君を傷つけずに過ごす方法
だけどそんなことばかり考えたら
抱きしめ方しか出てこない

真っ白なキャンバスの上に
君という絵の具を垂らして
かき混ぜてみる
真っ黒な僕の心に
最期の選択をくれる
「私の心をかき消して」


線香花火のようにポツンと
落ちて消える
小さな世界で生きてるんだ
満足出来ないまま
僕らは見据える
不確定要素の道を

ずっとずっと前から
知らないフリをし続けてきた
目の前に出された料理を見ると
傷つけることしかできない

ドス黒い理性の上に
被さったタッパーの蓋は
風に飛ばされ
溢れそうなこの気持ちを
1ミリもこぼさないように
目を閉じては微笑んだ


分かっていたんだ
抗えない欲望と
感情に負けそうになることは
僕の心は
面心立方格子みたいじゃないから
崩れ去って 傷ついて
深く染み込む

分かり合えていた世界線
僕らの足取りは平行線
だったら良かったのにな

真っ白なキャンバスの上に
君という絵の具を垂らして
かき混ぜてみる
渦巻く欲望気取った感情
もう忘れ去った友情
あとは何がある?
真っ黒なキャンバスの上に
君という絵の具を垂らして
塗り重ねてく
少しずつ君の色に
染まっていく画面には
僕の心はない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

キャンバスと絵の具という名の嘘

絵に描いたような人生ってものはなくて、必要なものだけ残していったら結局残るのはエゴの塊でしかない。

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投稿日:2024/10/02 16:29:15

文字数:589文字

カテゴリ:歌詞

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