私はまるでマリーゴールドのようだと言われた。
小さくて、儚くて。
そして、誰も気付かないようなところにいる。

私はマリーゴールド。

こんな事、忘れてしまえばいい。
簡単なこと。

でも、できない。
忘れられないんだ。

「♪~」

だから今日も、造られた『VOCALOID』として歌う。

私は何故造られたのだろう。

マスターもいない、私が造られた理由。

私はそれを探す。

「マスター…」

いくら呼んでも、いくら叫んでも、マスターはいないのに。

叶わない願い。

そんなとき、あなたが。

「君って、VOCALOIDの確か…GUMIだよね?マスターは?」

「…いません。」

「そうなんだ。良かったら、その…」

――「僕ん家に来ない?」

夢か、とさえ思った。

存在意義が無かった私。

薄汚れた水で育った私

小さくて、マリーゴールドのようだと言われた私。

あなたは、私のマスターになってくれた。

今度は、あなたのために歌を奏でよう。

大切な、マスターに。







fin.

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Marygold

buzzG様の『Marygold』という曲を自己流に解釈してみました!!

解釈というか、何て言うか…
“曲を題材にした”って感じですねww

初心に帰りました。
buzzG様好きです!すいませんでした!!(ジャンピング土下座っ!!

閲覧数:202

投稿日:2011/06/22 22:49:22

文字数:458文字

カテゴリ:小説

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  • 檸檬飴

    檸檬飴

    ご意見・ご感想

    グミちゃん可愛い可愛い(*^^*)

    土下座する必要ないから!!
    禀菟の文才すごいから!!

    2011/06/22 23:14:46

  • 魔熊

    魔熊

    ご意見・ご感想

    グミちゃんがものすごく可愛いぞ(*´∇`*)
    グミちゃんにマスターがいないなら私に教えてくればよかったのに…

    禀菟の文才欲しいな~(^q^)

    2011/06/22 22:56:55

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