片方だけ落とした靴に気付かなかったのは
傷ついた足の裏が感じることを放棄したから
それを痛みとも思わずにここまで来て
水溜まりに映った顔は涙にまみれていた

忘れていたんだきっと
知らなかったんだずっと
本当は今まで見たすべて
選んだのは自分だった
誰かのせいにしちゃえば
目を背けていられたんだ
この手でかけた鍵はもう
どこかに落としたのかな

数え切れないくらい
描いていた夢も
覚えていく現実が
蝕んでは失くした
それでもまだ僕は
前に進むことも
後戻りもできた
ただ自由だった



揺らぐ陽炎を追うほど子供ではないのに
純粋で尖った疑問がいつも渦巻いて消えない
それは誰かを傷つけても何かを壊しても なお
確かな答えを探してはさ迷い続けていた

望んでいたんだきっと
願っていたんだずっと
何もかもを疑ったりせずに
全部受け入れたかった
人を信じることだけで
生きていけたらいいのに
ぬくもりの裏側なんて
見ないふりをしたままで

目を瞠るほどまばゆく
照らしていた星も
あの場所を離れる瞬間
遠い記憶に変わった
それでもまだ僕は
前に進むことも
後戻りもできる
ただ許されている



箱庭の束縛に抗って
何が欲しかったんだろう
自ら壁を打ち砕いてでも
“何か”を欲しがった
平和な籠を捨ててひとり
荒れた外の世界に飛び出した
いつか翼が折れても
時計の針は止まらない



僕はここにいる



数え切れないくらい
描いていた夢も
覚えていく現実が
蝕んでは失くした
それでもまだ僕は
前に進むことも
後戻りもできた
(僕は戻らなかった)

目を瞠るほどまばゆく
照らしていた星も
あの場所を離れる瞬間
遠い記憶に変わった
それでも今僕は
前に進むことの
怖さを知りながら
ただ未来を選んだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ユメウタ

(1-A)片方だけ~まみれていた

(1-B)忘れていたんだ~落としたのかな

(1-サビ)数え切れない~自由だった

(2-A)揺らぐ陽炎~さ迷い続けていた

(2-B)望んでいたんだ~ふりをしたままで

(2-サビ)目を瞠るほど~許されている

(ブリッジ)箱庭の束縛~僕はここにいる

残りはサビメロ。です。

閲覧数:136

投稿日:2011/03/20 01:43:36

文字数:752文字

カテゴリ:歌詞

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