僕は今も両手を伸ばす 月に向かい 歌をうたいながら
君はきっと今もどこか 見果てぬ広い世界の上 生きているんだよね

ああ、この声が君の名前を呼ぶことはもう二度とないのだけれど
ああ、この歌が君の耳に触れることはもう二度とないのだけれど
それでも、あの日触れた指先 そこに灯ったわずかな熱を
それだけは
どうか、忘れずにいてほしい

僕はずっと願い続ける 遠い彼方 あの小さな星のまわりを漂う砂のように
いつかはきっと、もう一度君の笑顔に届くのだと、
ああ、それも君は見果てぬ夢だと笑い飛ばすのだろうか

僕は今も両手を伸ばす 月に向かい 時を重ねながら
君はきっと今もずっと 熱に浮かされた 踊り子のように

時は進む 残酷に 時に美しく
僕の夢の中 振り向く君は今も 手の届かない光のような眩しい微笑みで

ああ、この声が君の名前を呼ぶことはもう二度とないのだけれど

それでも

あの日触れた指先 そこに灯ったわずかな熱は
どうか、忘れずにいてほしい

僕はずっと願い続けている 今も、これからもきっと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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惑星と砂

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閲覧数:94

投稿日:2010/10/16 00:44:47

文字数:454文字

カテゴリ:歌詞

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