「いやー、つかれた」
「ハル、真面目に走った?」
マラソンが無事に終わり
廊下に出て幼なじみの
引地 陽斗と話していた。
「いやー、俺なりの真面目に走った」
「まーたそんなこと言って…」
「うるせー!お前とちげんだ!」
「痩せろ!」
ハルはかなりいいやつ。
デブだけど。
あたしの唯一の理解者と言ってもいいくらい
本当にいいやつ!
デブだけどー!笑
いつもみたいに話していると
教室から誰かが出てきて声をかけてきた。
「ねぇ、2人は付き合ってるの?」
「「はぁ!?」」
思わずハルとハモってしまった。
「何言ってんだよ、三波」
あ....この人....。
あの時こっち見てた人だ。
「え?違うの?」
「あるわけねーだろ」
「初めて話す第一声がそれって失礼ね」
「そんなことはないと思うけど」
なんなのこいつ。
まじむり。てか誰だよ。
【この後、どうしてこの人の名前を
知ったのかなんて覚えてない
三波 裕太 もう忘れることもない】
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