S1
ひし形　少し歪み
見つけた　夜の空に
三ツ星がキラキラしてさ

A1
街路樹の小枝に一つ　枯れた葉がぶら下がって
秋の欠片　明日<あす>はあるかしら？
公園のベンチにひとり　過ぎた日に想い馳せる
好きだった　雪が僅か降りてきた

B1
"ONLY YOU"って 重ねて云って
見つめ合っても続かなかった
その理由って "分からない"って
それじゃ季節のせいなの？
少し泣いて　冬の妖精　舞っているのを見てた
ふわりふわり　夜の帳<とばり> 降りてく

S2
雲間に星の光
見上げた空に　ひらり
雪が踊る　白い景色の　その向こう

ひし形　少し歪み
見つけた　夜の空に
三ツ星がキラキラしてさ　輝いている


A2
昨日見た小枝の枯葉　探しても何処にもない
秋が去った　明日<あした>からはコート着よう

B2
オリオン座って ひし形だって
いつも言い張るあなたを見て
わたし笑って　そして訊いた
"歪んでるのは何故なの？"

"それはきっと、雪が積もって少し傾いたから
　冬の妖精<fairy> 　触れて　ぐらり揺れてさ"

S3
ふたりは少し歪み
離れた　今はひとり
雪が積もり 白い世界で　探してる

ひし形　少し歪み
見つけた　冬の空
いつまでもキラキラしてさ　輝いている


<ひらがな.ver>
※[]で囲った箇所は仮歌の1音に2文字詰め込んでいます。
S1
ひしがた　すこしゆがみ
みつけた　よるのそらに
みつぼしがきらきらしてさ
A1
がいろじゅの　こえだにひとつ　かれたはが　ぶらさがあて
あきのかけら　あすわあるか　しら
こおえんの　べんちにひとり　すぎたひに　おもいはせる
すきいだあた　ゆきがわずか　おりてきた
B1
おんりゆうて　かさねていて
みつめああてもつづかなかた
そのりゆうて　わからないて
それじゃきせつのせいなの
すこしないて　ふゆのよお[せい]　まあているのおみてた
ふわりふわり　よるのとばり　おりてく
S2
くもまに　ほしのひかり
みあげた　そらにひらり
ゆきがおどる　しろいけしきの　そのむこお
ひしがた　すこしゆがみ
みつけた　よるのそらに
みつぼしがきらきらしてさ　かがやいている
A2
きのおみた　こえだのかれは　さがしても　どこにもない
あきがさあた　あしたからわ　こおときよ
B2
おりおんざて ひしがただて
いつもいいはるあなたおみて
わたしわらて　そしてきいた
ゆがんでるのわなぜなの
それわきいと　ゆきがつもて　すこしかたむいたから
ふゆのふぇあり　ふれてぐらり　ゆれてさ
S3
ふたりわ　すこしゆがみ
はなれた　いまわひとり
ゆきがつもり しろいせかいで　さがしてる
ひしがた　すこしゆがみ
みつけた　ふゆのそら
いつまでもきらきらしてさ　かがやいている