一人と一匹歩き出した
背中をいつもよりそわせて どんな寒い季節でも超えて来た

おまえ以上に 僕の事を理解している奴は居ないさ
そう 息を合わせて 駆けるのさ

黒い毛並みがキラキラ光る
日差しが暑いね 
明日の方向に吠えてくれ
足も まだ動いてくれるから

もう一度地平線まで 行こう
僕が動かなくなる前に

視界が霞むときは  鼻を擦らせながら押してくれた
信じているから 目に光る 緑の光が 心強かった

おまえ以上に 僕に近い奴は居ないさ
ほら 弱音なんからしくないだろう 噛み付いてくれ

吹雪に揺れて 落ちた帽子を拾ってくれた 
でももう手が動かないんだ
明日の方向に吠えてくれ
僕を おいていくんだ

わかってくれるだろう?

そう いつも いつも おまえ以上に信じる物など無いのだから


でも もう お別れ

黒い毛並みが ぐしゃぐしゃに濡れる
泣いているのは 一人と一匹どちら?
明日の方向に 吠えてくれ
もう 振り向くんじゃない

感じてるのは 自分の鼓動だけで
地平線は 遥か遠い

満月に吠える おまえの声が聞こえた

さようなら でも ありがとう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

howl

レン君に歌って欲しくて作った詞。
相棒と旅をする様なそんな話。

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投稿日:2009/10/03 09:56:29

文字数:489文字

カテゴリ:歌詞

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