嗚呼くだらない
やってられない虚しさを
紙で丸めて火を点けたとしたって
まるで最低何一つもそのまま

既成概念の支配 幼い頭脳の改変
自省見解の相違 勧善懲悪の左遷

顔を赤くする
初心な少女は狼の
皮膚を鞣して被り隠れはにかむ
雌伏の恋持て余して残虐

悲観想念の消化 退廃世界の片隅
機会喪失の末に 桑間濮上が残る

使い回しの色褪せたシンボルも
気晴らし代わりに巻き上げた煙も
いずれ全てが見えなくなるならば
朱に染まってしまえばいい

垢に塗れた夢の中残骸と化す後釜に成り下がる
それもまた美学

諸行無常に身を任せ消えていく
潮時は宛ら美しく濁さず
メランコリーも浸らぬ鳥の様
消えてしまった方が綺麗

朱に染まってしまえばいい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

赤頭巾

閲覧数:126

投稿日:2014/05/19 18:17:14

文字数:319文字

カテゴリ:歌詞

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