それは、突然のことだった。
ある日、僕と姉を残して両親が死んだ。斬首刑だった。
父と母は、疲弊しきったこの国をどうにかしようとした。
『焼け石に水かもしれない。だが、それでも水をかけ続けなければ、何時まで経っても同じだ。』
それが父と母の口癖だった。
横暴な御上に刃向かうことだとしても、止めようとしなかった。
だから、死に値するのだと、憲兵達は言った。
それに幼い僕は反論することさえ出来ずに、ただ両親の首が飛ぶのを見ているしかなかった。
それから幾年が過ぎ、十四となった王女の悪政は、相変わらず続いていた。
国民は飢え死に、家畜も死に絶える。
それなのに王女は贅沢三昧、王女の手先の憲兵は横暴だった。
そんな時、事件は起こる。
王女が海の向こうの王子に恋をして、嫉妬の末に…一人の町娘が憎いがために、隣国を滅ぼした。
この知らせは瞬く間に国中に広がり、そして、国民達の怒りはついに爆発した。
“たった一人の我が侭で、隣国までも滅ぼした”
その事実は青の王子を復讐に駆り立て、国民達を奮い立たせた。
僕の姉は、怒れる国民達と青の王子を束ねる革命軍のリーダーになった。
姉は反対したけれど、十四となった僕は“何も出来なかったあの頃とは違う”と言って、革命軍に加わった。
ついにその時はやってきて、僕らは王宮に攻め入った。
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Messenger-メッセンジャー-
ハローディストピア
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BPM=200→152→200
作詞作編曲:まふまふ
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ぱっぱらぱーで唱えましょう どんな願いも叶えましょう
よい子はきっと皆勤賞 冤罪人の解体ショー
雲外蒼天ユート...ハローディストピア
まふまふ
眠い夢見のホロスコープ
君の星座が覗いているよ
天を仰ぎながら眠りに消える
ゆっくり進む星々とこれから
占いながら見据えて外宇宙
眠りの先のカレイドスコープ
君が姿見 覗いてみれば
光の向こうの億年 見据えて
限りなく進む夢々とこれから
廻りながら感じて内宇宙...天体スコープ
Re:sui
インビジブル BPM=192
とんでもない現象 どうやら透明人間になりました
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ああでもないこうでもない原因推測をぶちまけて
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聞きた...インビジブル_歌詞
kemu
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