お城に向かって走っている途中で、魔法使いはもう一度聞きました。
「本気なの?」
「本気よ。それに、仲良くなりたいんでしょ?みんなと」
「!!」
本心を言い当てられた魔法使いは手を引かれながらうつむいてしまいました。
そして、
「あの・・・」
「ん?なに?」
「その・・・えっとえと・・・・・・ありがと」
消え入りそうな声でしたが、MEIKO姫はちゃんと聞いていました。
「どういたしまして」
MEIKO姫は笑顔で答えました。

そして、MEIKO姫とKAITO王子の結婚式は無事に終わり、二人は末永く幸せに暮らしました。
さらに、国の人達は桃色の魔法使いを姫と王子をくっつけたエンジェル様として尊敬するようになり、桃色の魔法使いは国の人達と仲良くなることが出来ました。今度こそ本当にめでたしめでたし。

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眠れる森のMEIKO姫7

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投稿日:2009/03/29 21:05:00

文字数:350文字

カテゴリ:小説

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